ここでは、「仕事で心が折れたら・・・退職するべき?働けない間だけ休む?」という疑問にお答えします。
あなたは今、仕事で心が折れてとても辛い思いをしていませんか?
今まで本当に頑張ってきましたね。
ここでは、今辛い思いをしているあなたが、今後どう行動していったら良いのかについてわかりやすく解説します。
私も、心が折れて退職した経験があるので、あなたの気持ちがよくわかります。
経験談も交えていますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
あなたが今後どう行動したら良いか、一緒に考えていきましょう。
【仕事で心が折れた】退職したい!と思うのはどんな瞬間?
ではまず、心が折れてしまって「退職したい!」と思うのはどんな瞬間なのか?見ていきましょう。
長時間労働など過酷な仕事が続いた時
長時間労働&罵声でホント心が折れた
— こんちゃん。🐾 (@konyou50) November 17, 2017
長時間労働や過酷な仕事が続いた時って、心が折れて退職を考えてしまいますよね。
やってもやっても終わらない仕事に自由を奪われるなんて、まるで奴隷みたいですもんね。
それがこの先ずっと続くと考えたら、「もう頑張れない!と心が折れてしまいます。
私も新卒で就いた病院で、医療事務員をしていた頃は、 休みは週1、朝5時30時出勤、帰宅21時過ぎという、家には寝に帰るだけの生活でした。
これだけでも心が折れかけていたのですが、ある時、残業で深夜2時過ぎ帰宅、翌朝朝5時出勤という、正気の沙汰ではない生活を2日連続で強いられて、その時はさすがに心が折れました。
やっぱり精神的、肉体的疲労が限界に達すると、頑張れません。
エネルギーがゼロになるわけですから。
劣悪な人間関係に耐えられなくなった時
この歳にして仕事で泣くいてしまった。情けねえ。
人間関係って難しいなあ。
でも流石に今日は心が折れたわ。— べにこ@5月22日🌈 (@beniko_666) September 4, 2021
人間関係の悪さに耐えられなくなった時も、心が折れて辞めてしまいたくなりますよね。
特に、否定され続けた場合「そんなに自分が悪いんだ・・・」と自信を喪失してしまいます。
その結果、「別に自分じゃなくても」とか、「もうこの仕事向いてないのかな」なんて卑屈な思考になって心が折れてしまいますね。
私も医療事務員時代、本当に心が折れたのは、院長からみんなの前で怒鳴られ、否定された時です。
もう、根本からポッキリ折れてしまいました。
部屋の中などで二人きりの状態で怒鳴るならまだしも、みんなの前でですからね。
それは辛い。
先輩たちに日常的に怒られて、ただでさえ低下していた自尊心が、それによって無きものとされてしまいました。
「自分はこの病院に居る必要などないんだ」という思考に入ってしまって、結局それを機にその病院を辞めました。
このように、自分の価値を見いだせなくなったら人は心が折れるものなんですよね。
モチベーションが保てなくなった時
モチベーションが保てなくなった時も心が折れて辞めてしまいたくなりますよね。
努力が報われない時なんかは特にモチベーションが低下します。
投げやりになって、「もういいや。どうせ何やっても無駄!」という風に、心が折れてしまいます。
例えば
・一生懸命準備したプレゼンが失敗した
・同僚に先を越された
こんな時に「やってられない!」なんて思ってしまいますよね?
他には、「こんなに一生懸命働いてるのに、お給料が少なすぎる」ということもモチベーションが低下し心が折れることにつながる要素です。
仕事で心が折れた!辞める?働けない間だけ休む?
次は、「仕事で心が折れてしまった場合、辞める?働けない間だけ休む?」
という疑問にお答えしていきます。
辞めるor休む場合のメリット・デメリットをご紹介します。
辞めるメリット・デメリット
まずは、辞めるメリット・デメリットから見ていきましょう。
メリット・デメリットを知ることであなたが今後どうすべきかが、より明確になるはずですよ。
まずはメリットから!
辞めることによって得られるメリットとしては、「精神的苦痛から逃れられる」ことが挙げられます。
やっぱりずっと苦しい思いなんてしたくないですからね。
しかも、精神的苦痛が続くと、体と心に不調をきたしてしまいます。
そうすると、何をするにも楽しめず、人生が暗いものになってしまいます。
自身の健康を考えるならば辞めた方が利口です。
健康は損なってからでは、取り戻すのにかなり時間がかかります。
次にデメリットを見ていきましょう。
デメリットは、転職に不利になる点と経済的に苦しくなる点が挙げられます。
まず、転職に不利になる点ですが、下記の部分がネックになるでしょう。
- 中途半端な知識しか身に付いていない状態で辞めると、同じ職種に転職しにくい
- 精神的に弱い人物だとみなされる
中途半端な知識のまま転職すると、転職先で「こんなこともできないなんて、この人、前の会社で何をやっていたんだろう」なんて思われますからね。
実際、私も中途半端な知識のまま辞めてしまったので、恥ずかしくってもう医療事務の仕事はできません。
今さら新人さんみたいに「これなんですか?」なんて気軽に聞けませんからね。
向こうだって、私のことをある程度はできる人という認識でしょうし。
再び同業種に入ったとしても、うまくやらないと、「失望される=自己評価が下がる=心が折れる」という負のループになりかねません。
あと、転職に不利になるのは、会社を辞めた履歴があると、「辞める=根性がない」みたいに思われてしまうことです。
特に体育会系の会社なんかは「辞める=根性なし」という固定概念があるので、辞めた履歴があるだけでも弾かれやすいでしょう。
ですが、私は今まで転職を7回もしているのですが、転職が多くてはじかれたことは一度もありません。
それは多分、面接時に、「辞める=根性がない」という固定概念を崩すくらいの「やる気」を感じさせるからだろうと思います。
一応一般論では「辞める=根性なしとみなされる」ので、デメリットとして挙げてみましたが、実はあなた次第でどうにでもなったりします。
「自分が本当にやりたかったのは御社での仕事です!」というように、情熱を見せればきっとうまくいくでしょう。
転職に不利になる以外のデメリットとしては、経済的に苦しくなること。
自己都合退社の場合、失業保険を受け取るまで2ヶ月間待たなければいけません。
その間無収入では、毎月の支払いを貯金から工面するしかなくなってしまいます。
しかも、今まで会社が払ってくれていた健康保険料、年金、市民税なども自分で納めなくてはいけません。
一人暮らしをしている方などは辞めるとしたら、余裕を持って50万程度の貯金は必要になるでしょう。
お金がないと精神面も苦しくなります。
そのせいで転職活動にも身が入らなくなってしまう恐れもあるので、辞めるなら十分なお金を貯めてからにしましょう。
けれど、もしあなたがどうしても今すぐに辞めたいけれど、
「転職できる自信がない」
「お金がない」
というのであれば、とりあえず休むという手段も取れますよ。
働けない間だけ休むメリット・デメリット
次は「働けない間だけ休むメリット・デメリット」について見ていきましょう。
まずはメリットから!
休むメリットはこちら。
- 精神が回復するので、モチベーションも復活する
- 休みながらもお金が入るので、慌てずに次の行動を考えられる
休むことで精神的にも落ち着くので気持ちが前向きになりますよ。
そうしたら、やっぱり復帰しようかな?なんて考えになるかもしれません。
その場合、心機一転しているので、モチベーションやパフォーマンスがアップすることでしょう。
また、辞める意志が変わらない場合でも、有給消化や傷病手当などを利用すればお金が入ってくるので、落ち着きながら次に取るべき行動を考えることが出来ます。
つまり、お金がないから慌てて次の転職先を見つけなきゃ!なんて考えなくても良いんです。
じっくり転職活動できるんです。
それなら良い転職先を見つけられる可能性もアップします!
ちなみに、傷病手当で入ってくるお金はお給料の3分の2で、最長1年6ヶ月間受け取ることが可能です。
なので、辞める前に、まずは気持ちを落ち着けるためにも、休んでみるのも良いのではないでしょうか?
私は医療事務員時代、「休職できる」ということを知りませんでした。なので、感情にまかせて辞めてしまい、転職に失敗しました。
無職でお金もなかったので慌てていたんですよね。
とりあえず入れる会社に入ってしまい、結局1年でその会社を辞めました。
あなたも苦しいならまずは休んで下さい。
「辞める」「転職」「復帰」なんて、休みながら考えればいいんですよ。
次にデメリットを見ていきましょう。
デメリットとしては休めば休むほど職場復帰し辛くなるという点です。
周りの人は休みながらお金をもらっているあなたに対して、あまり良い感情は抱かないかもしれません。
久々に職場復帰したところで嫌みを言われたりする場合もあります。
そうなると、居辛いですよね。
休んでせっかくメンタルが回復したのに逆戻りになる可能性大です。
もしくは、職場復帰しても、異動などで周りの環境や仕事内容が様変わりしていて浦島太郎状態になることも。
そういった場合も、変更した仕事内容についていけなくなることによって、再び精神を病んでしまう可能性があります。
というわけで、もしも復帰を考えるのならば、なるべく早いうちが良いでしょう。
無気力などの症状は危険サイン!思い切って仕事から離れよう
ここまで、辞める、または休むことのメリット・デメリットを見てきました。
ですが、無気力などの症状は危険サインです。
そんな時は思い切って仕事から離れましょう。
仕事は、命・健康あってのものですからね。
健康がなかったら、あなたは仕事もできません。
ですから、けっして優先順位を間違えないで下さいね。
一番大事なのはあなたの健康です。
ちなみにうつ病の特徴は、下記の引用の通りですので、ぜひチェックしてみて下さいね。
次のうち5つ以上(1か2を含む)が2週間以上続いていたら、専門家に相談することをおすすめします。
① 悲しく憂うつな気分が一日中続く
②これまで好きだったことに興味がわかない、何をしても楽しくない
③食欲が減る、あるいは増す
④眠れない、あるいは寝すぎる
⑤イライラする、怒りっぽくなる
⑥疲れやすく、何もやる気になれない
⑦自分に価値がないように思える
⑧集中力がなくなる、物事が決断できない
⑨死にたい、消えてしまいたい、いなければよかったと思うる文章を記述。
ここに当てはまっていた場合は、これ以上悪化する前に、休むなり辞めるなりして会社から離れましょう。
自分自身を一番大事にしてあげてくださいね。
まとめ
ここでは、仕事で心が折れたときどう行動したら良いのか?についてお話しました。
仕事で心が折れたら辛いですよね。
だけど、人生って、全て自分の思い通りにうまく行くわけではありません。
上がったり下がったりするのが人生です。
なので、あまり落ち込まなくていいんですよ。
長時間労働だったり、人から何か言われたりしても、「職場の選択をミスったな」くらいに考えて、次に行けばいいんです。
それに、すぐに辞めなくとも、休むことだってできます。
決して無理はしないでくださいね。
体を壊してしまっては働けなくなります。
あなたが生き生きと働ける日が来ることをお祈りしております。
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