退職したいと伝えたら、上司から「辞めたら困る」って言われた。
でも辞めたい…
「いないと困る」と言われた職場を辞めてもいい?
せっかく退職を決意したのに「辞めたら困る」「いないと困る」など言われたら、ほんとに辞めてもいいのか悩んでしまいますよね。
私も以前勤めていた会社を辞める時、上司に嫌な顔をされて「今辞められると困るんだけど…。」と言われたことがありました。
一体何が困るのか、具体的に言ってもらえなくてモヤモヤした経験があります。
本記事では、退職を考えているあなたへ、職場から「辞めたら困る」、「いないと困る」と言われた時、どのように考え、行動したら良いかについてお伝えしています。
「辞めたら困る」という言葉の裏には、どのような真意があるのか解説します。
言葉の裏の意味が分かると、きっと「言われたことにとらわれなくても良いんだな!」って気づかされますよ。
あなたがスッキリとした気持ちで進めますように!
「辞めたら困る」と言われた!発言の裏の真相とは?
上司があなたに「辞めたら困る」と言ってくるのはどうしてでしょうか?
その言葉の裏にはどのような真意が隠されているのか、探ってみましょう。
辞めたら「上司が」困る
まず、あなたが辞めることで上司自身が困るという場合が考えられます。
つまり、上司の都合ですね。
「えーっ、そんなの私は関係ないじゃん。」
って思いますよね。
まさにその通り。
あなたが辞めることで、その分の仕事が上司に回ったり、他の人に振り分ける必要があったりと手間が増えるから「困る」んです。
確かに手間が増えるのは負担ですが、仕事の振り分けや調整なども上司の仕事なので、「それを困ると言われても…。」と思ってしまいますね。
辞められたら仕事が増えるから困る
あなた1人が欠けることで、上司や他の職員たちの仕事が増えるので困る!という面もあるでしょう。
職場の誰かが急に休むと、出勤している職員がいない分のフォローをしますよね。
1人退職すると、その1人分の仕事量を毎日フォローして行く必要が出てきます。
確かに、1人欠けた分の仕事のフォローは負担になってしまいますが、辞める側の気持ちには寄り添った理由ではないですよね。
あくまで仕事がスムーズに流れないから困るというもので、その人の人間性や仕事への取り組み方などを考えての「困る」じゃないのが残念です。
人手不足で後任を探すのが大変だから困る
これもまた職場の都合ですが、人手不足の職場ほど、あなたの後任を探すのが大変なので「困る」と言われてしまいます。
私が体験した、ちょっと呆れて笑っちゃった話があるのでご紹介します。
私も、人手不足の中仕事を辞めようとした時に「辞められたら困る」と職場から言われました。
どうにか続けられるように色々条件を出されたのですが、考えは変わらなかったので断り続けていたのですが…。
急に入職する人が現れて、手のひらを返したようにぞんざいに扱われるようになったんです。
退職は無事できましたが、「二度とこの職場に来ることはないな。」と思いました。
「いないと困る」と言われた職場を辞めてOKな理由
「あなたがいないと困る」と職場から言われてしまうと、「ほんとに辞めてもいいのかな?」と退職する気持ちが揺らぐこともありますよね。
ここでは、困ると言われても辞めて良い理由について解説します。
職場の人に引き止める権利はない
まず、職場の上司が「辞められると困る」と言ってきても、引き止める権利はないです。
労働者を守る権利の民法第627条1項では、退職の自由に関する取り決めが定められています。
雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する(民法第627条第1項)
あなたの退職する権利は、法律で守られていると思うと安心!
いくら困ると言われても、法律上強制力はないので気にしなくてOKです。
自分の人生、自分で決断するべき
あなたの人生は職場が決めるのではありません。
いくら職場に引き止められても、退職を選ぶか、残るかは自分自身で決めること。
「辞めたら困る」「いないと困る」と言われて後ろ髪をひかれることがあるかもしれません。
自分の気持ちを整理するために、その場で結論を出さず、一旦持ち帰ることをおすすめします。
冷静に1人で考えられる環境で、自分の正直な気持ちと向き合ってみてくださいね。
行動しなければいずれ後悔する
今回職場から引き止められたことで退職を見送ってしまうと、後悔してしまうことも。
今はあなたは若いので転職もスムーズですが、年齢を重ねるにつれ、再就職先の選択肢が狭まっていきます。
職場によっては年齢の上限がある会社もあるためです。
ただ、上司から「困る」って言われてしまうと、行動していいものか悩みますよね。
退職は少し登山に似ているかもしれません。
職場からの「困る」という引き止めが障害物となって、登ることを断念して引き返すとどうなるでしょう?
その後再びチャレンジするのがおっくうになったり、また同じことを言われるだろうと頂上(退職)を目指すことを諦めてしまうことも。
「多少の障害物(引き止め)があった方が、頂上(退職)までたどり着いた時に達成感が得られる。」って考えると前向きに進めますよ!
もう迷わない!決断して行動するための方法
職場から何を言われても、迷うことなく決断して行動するための方法をお伝えします。
辞めたい理由を再度確認する
「今の職場を辞めたい理由って何だろう?」と、もう一度自分の気持ちと向き合って考えてみてください。
特に今は職場から「辞められると困る」と言われてしまい、気持ちがぶれやすくなっているところ。
今後どうしたら良いかを決めていくためにも、再度自分の辞めたい理由を確認してみましょう。
仕事の内容や人間関係以外にも、小さなことでも思いついたことを理由に挙げてみましょう。
例えば、コンビニが少ない、通勤時間が長い、渋滞が多いなど、通勤の道中での不便さなども挙げてみると良いかも。
小さな理由も、退職する上で行動に移すときのはずみになりますよ。
会社の都合より自分の人生を優先に考える
何よりもあなたの人生を第一に考えて行動しましょう。
あなたが辞めることで上司が困る、仕事が増えるる、後釜がいない…。
それらは全部会社の都合。
会社の都合であなたの人生を犠牲にする必要はありません。
優しいあなたは「上司や他の職員に悪いかな…」と思う気持ちもあるでしょう。
ですが、全然悪くないですよ。
自分の今後の人生を考えて、一番良い選択をしてくださいね。
退職をきっぱり伝える勇気を持つ
一度退職する気持ちを伝えたのに、すんなり進めず、さらに「辞められると困る」とまで言われてしまうとその後なかなか言いづらくなっちゃいますよね。
「もっと引き止められちゃうんじゃないか?」と考えてしまうこともあるでしょう。
でも引き止められている今は「それでも辞めたい!」という強い意志をアピールできるチャンスでもあります。
ポイントは伝え方ですが、「やはり退職を検討していまして…。」などあいまいで言いきらない形だと、相手が踏み込むスキを与えてしまいます。
再度退職について考えてみた結果、考えが変わらなかったということを率直に伝えてみましょう。
退職することは全く悪いことではなく、権利ですので、あなたは堂々としていてOKですよ。
退職代行を利用する
退職代行を利用すると、自分で退職の意思を伝える必要がないため、ストレスを大きく減らすことができます。
あなたの代わりに退職の意思を伝えてもらえるからとても楽だよ。
もうこれ以上悩む必要なし♪
スパッと終わりにできる!
これ以上、大切な時間を無駄にしないためにも一歩踏み出す勇気を持ってくださいね。
会社を辞めたいけど辞められない人は退職代行サービスを利用するのもアリです。
会社が人手不足を理由に辞めさせてくれない、繁忙期だから今は辞めないで、など辞められない理由はさまざま…
でも会社にそんな権利はないはず!
あなたには次のステージが待ってます。
足踏みしてる時間はないですよ— Hassi@会社や仕事の悩み解消法を発信する営業職ブロガー (@hassy_1025) February 17, 2023
▼実績と信頼のあるおすすめの退職代行サービス一覧
上記で紹介している退職代行サービスは、LINEで無料相談ができます。
相談だけで料金が発生することはないから安心♪
LINEで繋がっておけばす簡単に連絡が取れるので、「いつでも辞められる♪」と気が楽になります。
まとめ
本記事では、退職したいと伝えたら「辞めたら困る」、「いないと困る」と言われた職場を辞めても良いのか、どう考え、行動したら良いかをお伝えしてきました。
「いないと困る」と言われた職場を辞めてOKなのは下記の理由です。
・職場の人に引き止める権利はない
・自分の人生、自分で決断するべき
・行動しなければいずれ後悔する
私たちは「退職の自由」という権利があるのが一番の強み。
いくら職場から引き止められても、法律が味方になってくれます。
▼「辞められると困る」と言われても、決断して行動するための方法
・辞めたい理由を再度確認する
・会社の都合より自分の人生を優先に考える
・退職をきっぱり伝える勇気を持つ
あなたの人生は一度きり。
職場の都合に振り回されて時が過ぎてしまってはもったいないです。
今後の人生後悔しないためにも、自分の正直な気持ちと向き合って決断してくださいね。
あなたが晴れやかな気持ちで過ごせるよう陰ながら応援しています。
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