Uターン転職の何が難しいって田舎の企業は求人検索してもなかなか出てこないんだよねそれが私が地元に戻って新卒で就職しなかった理由です
— 💋 (@A1MMHiCiOdcbZH1) June 19, 2021
- Uターン転職って難しいの?
- Uターン転職で失敗したらどうしよう
あなたは今、このように考えていませんか?

Uターンを考えてみたのはいいけれど、その実情がわからないとやっぱり不安になりますよね。
そんなあなたのために今回は
- Uターン転職が難しい理由と解決方法
- Uターンで後悔しないためのポイント
などについて解説します。
この記事を見れば、Uターン転職の実態が掴めるので、今後どうすればいいのかが明確になりますよ。

ちなみに私は、Uターンではないんですが、地方都市から田舎の会社に転職した経験があるので、その時に肌で感じたことも交えながらお話させていただきますね!
Uターン転職が難しい理由
ではさっそく「Uターン転職が難しい理由」から、お話ししていきたいと思います。

対策を取るためにも、まずはUターンの実態を把握しましょう!
田舎は仕事(求人)自体が少ない
Uターン転職が難しい理由として、第一に田舎は仕事(求人)自体が少ないことが挙げられます。

仕事の数は人口に比例しますからね。
とはいえ、この一般論を見聞きし「仕事が選べないくらい少ないんだ」と思うのは早合点です。
実際はちょっと違うんですよ。
仕事が選べないくらい少ない、というわけではなく、むしろ選べるくらいにはあるんです。

事実、私が田舎のハローワークへ行った時は、十分なくらいの求人がありましたからね。
ですから、「全く仕事がなかったらどうしよう!」などと過度に絶望する必要はありません。
ただし、仕事はあるものの、「じゃあ魅力的な仕事もある?」と言われると、首を縦には振れません。
田舎なので、そもそも大企業は少ないですし、また、正社員雇用の一般事務やサービス業などといった魅力的な仕事は人気があるので人が辞めないがゆえ、空きが少ないですからね。
正確に言うと、田舎は仕事が少ないのではなく、仕事はあるものの、魅力的な仕事が少ないんです。

ちなみに、田舎では、場所にもよりますが、下記ような専門知識が必要となる仕事や肉体労働系の仕事などは比較的たくさんありますよ。
- インフラ関連事業(鉄道航空電気ガス水道などの社会生活において必要不可欠なものを取り扱う事業)
- 医療、介護
- 製造業
- 農業
- IT系
これらの仕事ができるのであれば、Uターン転職も余裕だと思います。
ですが、そうじゃない場合は選択肢が狭まるため、転職は難しくなります。
田舎はもらえる給料も少ない
Uターン転職をしても、田舎だと、もらえるお給料が圧倒的に少ないです。

地方によってもバラつきはありますが、例えば、私が暮らしていた北海道の片田舎では、一般事務員で、フルで働いても手取り12万円くらいでした。

都心部では考えられない水準ですよね。
思わず、「それで暮らしていけるの?」とツッコミたくなってしまいますよね。
ところが、田舎は物価も安いので、手取り12万円で生活できないことはないんです。

実際、私が田舎で住んでいたアパートなんて、繁華街から徒歩5分、2LDKという超優良物件なのに、家賃がなんと月4万円でした。
しかも、散財する場所もほとんどないため、無駄な出費をすることもなかったので、割と余裕で暮らしていけましたよ。
なので、田舎では欲張らなければ普通に生きていけるんです。
しかし、もしあなたが、「お金をたくさん貯めたい!」とか、「裕福でぜいたくな暮らしをしたい!」というのであれば、田舎への転職は難しいでしょう。

田舎で暮らすなら、つつましく暮らす覚悟が必要かもしれないですね。
交通の利便性が落ちるため通勤が困難になる
そして、Uターン転職をすると、交通の利便性が落ち、通勤が困難になる恐れがあります。

田舎だと圧倒的に電車やバスの本数が少ないですからね。
都会だと数分おきにくる電車やバスも、田舎だと乗る人がいないので、下手したら1時間に1、2本なんてこともあります。
ですから、田舎では通勤が困難となります。
ただし、車を使えばこの悩みは解消できますが、しかし同時に、前述の「田舎は薄給」というジレンマも発生します。

薄給なのに車を持つって厳しいですよね。
もしもあなたが
・電車やバスを30分以上も待つなんて苦痛!
・車は持てない
というのであれば、Uターン転職は難しいでしょう。
即戦力になるスキルを持っていないと採用されない
田舎といえど、人気のある仕事などは即戦力になるスキルを持っていないと採用されません。
なぜなら、田舎では地元の人を優遇する傾向がある上、「コネ入社」という悪しき習慣まで存在するからです。
よっぽど即戦力になるような人でない限り、地元の高校・大学卒の新卒の方や、コネがある方を優先されてしまうでしょう。

実際、私も田舎の役場の採用試験で落とされた時、後から知り合いに、「あそこは基本コネ優先だからよっぽど優秀じゃないと入れないよ。」と言われました。
地方への転職はスキルなしでは難しいでしょう。
ただし、コネのある場合は別ですけどね。
田舎特有の人間関係の難しさがある
Uターン転職が難しい点として、あとは「田舎特有の人間関係の難しさ」も挙げられます。
なぜなら、田舎では下記のようなことが起こりがちだからです。
- 干渉されすぎる
- 付き合いを重んじなければいけない
- 噂話がすぐに広まる
- 都会への憧れが嫉妬に転じる
- 保守的で排他的なため、よそ者を村八分にする
ただし、Uターンの場合だと「よそ者」ではないので、いきなりハブられたり、村八分にされる、などといったことはないと思います。
ですが、田舎の人たちは良くも悪くも一致団結するところがあるので、はみ出し者にでもなってしまったら大変なことになります。
しかも、都会に憧れている割に、都会的な人を拒絶しがちですからね。注意が必要です。
対策としては、田舎社会からはみ出さないように、会社でもどこでも常に平均的な意見だけを述べておけばいいのですが・・・。

でも、それじゃつまらないですよね。
それに田舎では、プライベートでも人と人との距離が近いので、たとえ自分が忙しくても、町の行事やら近所の草むしりを優先しなければいけなくなります。
そうなるとせっかくのお休みも、ゆっくり休むことができません。

ちなみに、私はこの「他人がプライベートにまで食い込んでくる感じ」が結構ストレスでした。なにせ自由人なもので。
あなたがもし、人付き合いが苦手だったり、ドライな関係の方が落ち着くタイプであれば、田舎へ転職しても人間関係でつまずく恐れがあります。
Uターン転職で失敗・後悔しないためのポイント
ここまで、Uターン転職が難しい理由を見てきました。
次は「Uターン転職で失敗・後悔しないためのポイント」を見ていきましょう!

Uターン先で「後悔先に立たず」とならないためにも、この記事を見てあらかじめ対策を練っておきましょうね!
自分のスキル・強みを把握しておく
Uターン転職で失敗・後悔しないためにも、まずは、「自分のスキル・強み」を把握しましょう!
「即戦力になるスキルを持っていないと採用されない」でもお話しましたが、あなたの競合相手は優遇されやすい地元民、あるいはコネのある相手です。

強敵ですよね。
まずは今のうちに自分のスキルや強みを把握しておきましょう。
そして、今ある自分のスキル・強みだけでも戦えるのか、あるいはもっとスキルアップしたり、他の強みも身につけた方がいいのかを考えてみると良いでしょう。

ちなみに私の場合は、田舎の会社に入る時に愛嬌だけで採用されたので、「スキルがない!」という人は、とりあえずいつもニコニコしてみるなどして愛嬌という強みを身につけると良いですよ!
あなたを気に入ってくれる面接官に出会えるかもしれません。
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会社までの通勤手段を細かく確認しておく
Uターン転職で失敗しないためのポイントとして、会社までの通勤手段を細かく確認しておくということも重要です。
「交通の利便性が落ちるため通勤が困難になる」でも説明しましたが、田舎は基本車社会なので、交通機関は未発達です。
いざ仕事が決まったとしても、例えば下記のように交通の便で苦労する場合があります。
- 電車やバスが1時間に一本
- 通勤時間が片道1時間以上
- 終電が早い
通勤時の待ち時間って、地味にストレスになりますよね。

ちなみに、私はせっかちなので、田舎では自転車通勤を選びました。
しかし、先ほどもお話したように田舎は車社会なので自動車通勤が当たり前。

いざ自転車で出勤するとみんなから笑われて、「そんなにおかしいかな?」なんて思っていたのですが、冬になってから、みんながなぜ自転車通勤を笑うのかがわかりました。
冬になると寒すぎて道という道が全てアイスリンクになるからです。これじゃあ自転車通勤なんて無理ですよね。
そんなわけで、泣く泣く自転車通勤を断念し、今度は電車通勤に変えたのですが、鹿が電車にぶつかって電車が遅延する、ということがしばしばあり、最終的にバス通勤に落ち着きました。
このように、実際に現地では想定外のことが起きる可能性もありますので、働く前に通勤手段を細かく確認しておいた方が良いですよ。
職場見学に行くなど入社後のギャップに気をつける
Uターン転職で失敗・後悔しないためにも、入社後のギャップに気をつけた方が良いでしょう。

できれば職場見学へ行くと良いですよ。
なぜなら、想像していた仕事内容と実際の仕事内容が違う、とか、想像していたよりも職場の雰囲気が悪い、ということも起こり得るからです。
あらかじめ自分の足で行ってみて、実際の社内の雰囲気をつかんでおいた方が失敗せずにすみますよ。
とはいえ、今はコロナのご時世なので、職場見学がNGの会社もあるでしょう。
そういった場合には、面接に行った際に、実際の環境をよく見ておきましょう。
そして、できればその時に職員さん達の顔をよく見ておいて下さい。
なぜなら、その職員さん達の表情によって、笑顔があふれる社内なのか、そうじゃないのかが粗方分かるからです。
例えば、職員さん達の表情が暗く、皆死んだ眼で黙々と働いていたら、「これはヤバい会社だな」なんてわかりますよね?

私は実際、それで内定を辞退したことがありますよ。
私もその職員さん達みたいに死んだ眼で働きたくない、と思ったからです。
しかも、面接時間が終業後だったのですが、残業はないと聞いていたのに、就業時間を過ぎても誰一人として帰る気配がない・・・。
なので、今思い出しても、あの時断って正解だったな、と感じています。
というわけで、職場見学に行けない時は、面接時にできるだけ周囲を観察すると良いですよ。
しかし、職場見学はおろか面接もWEB面接などで、直接その会社へ行けないような場合には、ネットでその会社の情報を集めましょう。
「転職会議」のような、社員目線で書かれた企業のクチコミサイトもあるので、そういったものを参考にすると良いですよ。現場の生の声が書かれていますからね。
>>> 転職会議(公式サイト)で企業の口コミをチェックする
仕事が決まってから引っ越しをする
そして、Uターン転職で失敗・後悔しないための最大のポイントは仕事が決まってから引っ越しをするという点です。

行き当たりばったりに田舎に引っ越すのは良いけれど、肝心の転職がうまく行かなかったら困りますからね。
しかも、どうしても仕事が見つからなくて最悪とんぼ返りなんてしたら引っ越し代も無駄になってしまいます。
なので、引っ越しは仕事が決まってからにしましょう。
最近ではリモート面接も盛んになってきましたし、遠方からでも就職活動はできるんです。
なので、焦る気持ちもわかりますが、自分の今後の生活がかかっているので、慎重に行動しましょうね。
Uターン転職が難しい時の解決方法
ここまでUターン転職で失敗・後悔しないためのポイントを見てきました。
次は、Uターン転職が難しい時の解決方法を見ていきましょう!
これなら、「地元が遠くて、地元のハローワークへ相談に行けない!」という場合でも大丈夫ですよ!

ぜひ参考にしてみて下さいね!
地元の求人が多い転職サイトを利用する
地元への転職活動が難しい場合、まずは、地元の求人が多い転職サイトを利用してみてください。

地域に特化した求人サイトだと、大手求人サイトには載っていない地方の求人も掲載されている場合がありますよ。
例えば、趣は異なりますが、「採用係長の採用アカデミー」という人事・企業担当者向けのサイトに地方求人サイトがまとめられているので、よければぜひ見てみて下さいね。
厚生労働省が若者の地方での就職を応援するプロジェクト「LO活」のWEBサイトも見ておくと良いですよ。
東京圏や大阪圏に住みながら、地方就職に関する個別の無料WEB相談などが受けられますからね。

ぜひ活用してみてください。
転職エージェントを利用する
Uターン転職が難しい場合、転職エージェントを利用してみるのも手です。

このサービスを利用すればエージェントがあなたに合った転職先を見つけてくれますよ!
ちなみに、転職エージェントとは、求職者と企業の間に入って転職をサポートするサービスのこと。
転職エージェントの特徴は下記です。
- 利用料は無料
- 求職者と面談し、その人に合った企業を探してくれる
- 非公開求人も紹介してくれる
- 履歴書や面接のアドバイスをしてくれる
- 給与交渉や面接日の調整をしてくれる
- 相談にのってくれる
この転職サービスの一番の強みは、非公開求人といって、インターネット上には掲載されていない求人を取り扱うところです。
探しても出会えなかった求人が見つかることもありますよ。
特に、「doda」というエージェントは地方にも対応しており、求人も豊富なので一度サイトを覗いてみてはいかがでしょうか?
また、「ヒューレックス」では、地方優良企業の非公開求人やヒューレックスにしかない独占求人を多く扱っているので、こちらもおすすめですよ。
>>> ヒューレックスの求人を見る
転職エージェントは他にも、「マイナビ」「リクルート」など色々ありますので、併用して利用するとよりあなたに合った求人が見つけやすくなりますよ。

「忙しくてあまり転職活動に時間を割けない」
「自分に合った求人が見つからない」
「一人で転職活動を進めるのは不安」
という場合は、ぜひ利用してみてくださいね。
フルリモートワークができる会社に就職する
Uターン転職が難航してしまって「もう挫折しそう」という場合は、視点を変えて、
都心部などのフルリモートワークができる会社に就職するというのもアリですよ。
フルリモートワークなら、好きな場所で自由に働けますからね。
会社の近くに住む必要がないので、地方に住みながら都心の会社で働くことも可能になります。
それに、転職活動の際にいちいち地元へ帰る必要もないので、スムーズに進めることができますよ。
もしも地元でやりたい仕事がない場合や、いちいち帰るのが面倒だという場合には、フルリモートワークの仕事を探してみると良いでしょう。

それにフルリモートワークなら、将来的に子どもができたとしても、家で子育てをしながら仕事ができるので、長い目で見てもおすすめです♪
フルリモートワークが可能なお仕事は、「LIBZ(リブズキャリア)」という転職サイトでたくさん紹介しています。

知名度は低いけれど、利用者が多く人気の転職サイトです♪
>>>LIBZ(リブズキャリア)公式サイトをチェックする
3分で登録が完了します。
利用料も無料なのでお仕事探しに活用してくださいね。

まとめ
ここまで、「Uターン転職が難しい理由と後悔しないためのポイント」を解説してきました。
都会に疲れた、あるいは親の面倒を見るためなど、Uターンを考える理由は様々でしょう。
ですが、結局どこへ行こうとも、ついて回るのはあなた自身の力です。
「何のスキルも取り柄もありません」という丸腰状態ではどこへ行っても歯が立たないということです。
今のうちにスキルや愛嬌など、あなただけの武器を身につけておいてくださいね。
そうすれば自信にもつながるので、Uターン転職だろうとスムーズに行くはずですよ。
Uターン転職について調べている真面目なあなたなら、絶対に良い未来を切り開くことができます。
自分を信じて頑張ってくださいね!

応援しています!
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