あなたは今「仕事についていけない・・・もう退職しようかな?」なんて悩んでいませんか?
すごく辛いですよね。

その辛さ、わかりますよ。

私も、新卒で就いた仕事に全然ついていけなくて、挫折した過去があります。
そこでこの記事では、新卒で仕事についていけなくて退職したいほど辛いあなたに、原因や対処法をお伝えします。

この記事を見れば、きっとあなたの辛さが和らぐと思いますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
新卒のあなたが仕事についていけない原因とは?
ますはじめに、新卒のあなたが仕事についていけない原因は何なのか?見ていきましょう。

そもそも、あなたは、「あなたが仕事についていけない原因」もよくわからないまま働いているのではないでしょうか?
パターンを3つまとめましたので、自分に当てはまるものがないか見てみて下さいね。
能力・知識の不足
仕事についていけない原因として、まずはやっぱり、「能力・知識の不足」が挙げられます。
なぜなら、仕事って「能力・知識」あってのものですから。
それらがないと当然ついていけなくなりますよね?
ということはつまり、まだ仕事を始めたばかりで能力・知識が不足しているあなたは、ついていけなくても仕方ないんです。
とはいえ、「そっか!まだついていけなくて当たり前なんだ」と気を緩めるのは危険なこと。
「能力・知識」は自分で身につけていくものなので、やはり努力が必要になってきます。
学校もそうでしたよね?ちゃんと勉強しないと置いて行かれる。
仕事も同じです。学校を卒業したからといってもう勉強しなくて良い訳じゃないんです。
むしろ、社会に出てからの方が本番です。
仕事は人生を左右するものですからね。

ちなみに、私は新卒で医療事務の仕事に就いたのですが、勉強を怠ったせいで、仕事についていけなくなって辞めました。
あなたもこのようにならないよう、気をつけて下さいね。

雰囲気・人間関係が悪い
次に、仕事についていけなくなる原因として挙げられるのが、 「雰囲気・人間関係が悪い」です。
雰囲気や人間関係が悪いと「質問」ができませんからね。
すると、当然知識を得られず、「知識不足」を招いてしまいます。
ということは、前項の「能力・知識の不足」につながりますよね?
仕事は「能力・知識」があってのもの。
つまり必要な「能力・知識」がないとできないんですよね。
知識を得られない「雰囲気・人間関係が悪い職場」では、仕事についていけなくなってしまいます。

例えば私の場合は、先輩が、仕事中に少しでも話しかけると
「ちょっと!今忙しいんだけど!」
と怒鳴るような先輩だったので、恐れ多くて質問できずにいたら、わからないことがわからないままになってしまって、ついていけなくなりました。
職場の「雰囲気・人間関係」の善し悪しってとっても大事なんですよ。
「でも、質問しなくても自分で調べれば何とかなるんじゃない?」という意見もあるでしょう。
でも、時には下記のような場合もあるので注意が必要です。
- マニュアルに載っていない
- 本を読もうがググろうが、出てこない
- 急ぎの仕事で調べている時間がない
こういう場合は、やっぱり上司や先輩を頼るほかありませんよね。
ただし、こういった「雰囲気・人間関係の悪い職場」はストレスが半端ないです。
長居するとストレスで病気になる可能性が大なので、私は辞めることをお勧めしますよ。

これでうつ病にでもなったりしたら大変です。
業務量が多すぎる
「業務量が多すぎる」ことも、ついていけなくなっている原因として挙げられます。
業務量が多いと何から手をつけていいのかわかりませんからね。
それに、いっぺんにあれもこれも、だと、仕事もなかなか覚えられませんし。
そりゃついていけなくなりますよね。
もしも、ひとつひとつじっくり仕事をすることができれば、早く覚えられるので、ついていけなくなることもないと思うのですが。

ちなみに私の場合、業務内容が多岐に渡っていたので、得意な仕事はすぐに覚えられても、ちょっと苦手な仕事などは辞めるまでの3年間、ずっと覚えられませんでした。
もしあなたが業務量が多すぎることによって、ついていけないのだとしたら、それは気にする必要はありません。
むしろそんな会社辞めてしまった方が良いです。
だってあなたは、千手観音でも聖徳太子でもないんですよ。
いっぺんにできなくて当然なんです。
それなのに、無理矢理大量の仕事を押し付けてくる、その会社の方が悪いと思いませんか?
それに、業務内容が多すぎると必然的にオーバーワーク(働きすぎ)になってしまいます。
そうすると、オーバーワークも「雰囲気・人間関係の悪い職場」同様、肉体疲労やストレスなどから心身の健康を損ないかねません。
「業務量が多すぎる」場合も「雰囲気・人間関係が悪い」場合と同じように退職を検討すべきですよ。
失った健康はなかなか取り戻せませんからね。
仕事についていけない時の4つの対処法
続いては、仕事についていけないときの対処法をお伝えします。
この対処法を見れば、きっとこれから取るべき行動のヒントを得られると思います。

では、さっそくどうぞ。
ついていけない原因を徹底的に追及・改善する
第一に、対策として講じるべきなのが、「ついていけない原因を徹底的に追及・改善すること」です。
やっぱり原因がわからなければ改善方法もわかりませんからね。
しかし逆を言えば、原因さえつかめれば、改善方法を見つけるのも容易になります。
ついていけなくなった時は、「あなたがついていけない原因」を徹底的に追及してみましょう。
それも、前項の「あなたが仕事についていけない原因」みたいにざっくりとではなくて、もっと細かく追及するんです。
例えば、
・業務内容のレベルが高い
・説明を聞いても理解できない
など。
こうやって細かく追及すると、「ではどうしたらいいか?」がよりわかりやすいですよね?
上記の例に対して「どうしたらいいか」を考えてみると、
・家で業務内容を復習したり、自主学習したりする
・解らなくてもいいから、とにかく説明をそのままノートに書き写し、あとで先輩や上司にノートを見せながら「ここはどうしてこうなるのですか?」などと、もう一度聞く
などをすると良い、と考えられますよね?
まずは自身のついていけない原因を徹底的に追及してみましょう。
勉強・経験を重ねる
そして、「勉強・経験を重ねる」という対策もとても有効です。
なぜなら、前項でもお話しましたが、「能力・知識不足」になるのは、勉強・経験が足りないからです。

仕事に慣れるまで、まずはとにかく勉強し、経験を積みましょう。
空き時間や、帰宅後、または休日などに業務の復習や自主学習をするのがベストです。
でも、仕事でクタクタになっていると、「仕事で疲れているのに勉強までしないといけないの?」と思ってしまいますよね?
ですが、辛い時なんて長い人生でみると一瞬です。
それに、ここを頑張れるかどうかであなたの未来は大きく変わるんです。
その道のプロになるか、会社のお荷物になるか。

明暗を分けるのはあなたの頑張り次第なんです。
頑張って、みんなからの尊敬をつかみ取りましょう。
しかも、勉強すれば知識が身につくので、初めての仕事でも恐れることなくできるようになりますよ。
そうすれば、たくさん経験を積み重ねていけるはずです。
経験を重ねると、より多くの「能力や知識」が身につけられますからね。

まさに良いこと尽くめ!
まずは勉強をがんばり、そして経験を重ねていってくださいね。
そうすれば、何年か後にはみんなを引っ張っていけるまでになるでしょう。
あなたの努力は必ず報われますよ。

実は私は少し後悔しているんです。
あの時ちゃんと勉強していれば良かったな、と。
医療事務の資格はあるから、医療業界に復帰しようと思えばできるんです。
でも、結局中途半端な知識のまま辞めてしまったので、復帰したところで「え?なんでこんなこともわからないの?」と思われる可能性が高いので、恥ずかしくてもう復帰は出来ません。
どんな知識でも入れておけば案外役立つものですし、何より人間の幅も広がるので、今は勉強しておいて損はないと思いますよ。
そして、その知識が次の仕事につながることもありますしね。
先輩・上司にアドバイスを求める
原因を探ったり、勉強をしても仕事についていけないような場合には、先輩や上司にアドバイスを求めましょう。
なぜなら、先輩や上司はあなたの心情を理解できるからです。
だって、普段偉そうに振る舞っているような先輩や上司にもあなたのように新米の時代があったんですよ。
あなたが相談すればきっと 「新人の頃は自分もそうだったな・・・」なんて思いながら、親身になって、いいアドバイスをくれるでしょう。
それに、先輩や上司は、どうしたら効率的に仕事が出来るのかも知っていますからね。
押さえるべきポイントもちゃんと教えてくれるでしょう。
ただし、「雰囲気・人間関係の悪い職場」でもお伝えしたとおり、先輩や上司が怖くて聞きにくい場合などは、辞めてしまった方が良いです。
スキルアップもできないし、何よりストレスによって体を壊しかねないからです。
もっとアットホームな会社だってたくさんあるんですから、自分の体を一番に考えましょうね。
部署異動をお願いする
その仕事にどうしてもついていけないようなら、あとは、「部署異動をお願いする」のも手ですよ。
その部署があなたに合っていないだけで、他の部署ならあなたに合っている可能性もありますからね。
それに、もしあなたの会社が、特別人間関係も悪くないし、オーバーワークでもない、というのであれば、辞めてしまうのはもったいないです。
異動できるのであれば、まずは異動願いを出してみましょう。
例えば、営業でついていけないと感じるんだったら、内勤に回してもらうとか。
そうすれば、自分は何が得意で何が不得意なのかも分かると思いますよ。
ですが、異動するにあたって注意しなければならない点もあります。
それは、
- いざ異動願いを出したところで、それが受け入れられるかはわからない
- 必ずしも希望通りの部署にいけるわけではない
- 他の社員との兼ね合いもあるので、すぐに異動するのは難しい
- 異動先の部署でもついていけない可能性もある
という点です。

異動を希望しても半年、もしくは一年、またはそれ以上待たせられることだってあるんです。
もしも異動が希望通りに行かないor待てないようなら、転職を考えてみても良いと思います。
時間がもったいないですからね。
そして、異動先の部署でもついていけなかった場合には、その職種自体があなたに合っていない可能性が高いので、思い切って異業種への転職を検討すると良いでしょう。
でも、異業種への転職って「大変そう・・・」と思われるかもしれません。
ですが、全然大変じゃないですよ。

私も異業種へ転職したクチですが、案外なんてことないです。
私の場合は医療事務→大手の一般事務でしたが、
普通にハローワークに行って、応募して、面接して、合格しました。
仕事内容も、すんなり慣れることができましたよ。
異業種だからといってためらう必要はありません。
むしろ、選択肢が増える分、本当に自分に合う仕事を見つけられるのではないでしょうか?
うつになりそうなほど辛いなら退職もあり!
ここまで、仕事についていけないときの対策を見てきました。
ですが、うつになりそうなほど辛いなら退職してかまいませんよ!無理は絶対にしないでくださいね。
うつになると本当に大変だからです。
それに、新卒で退職することは悪いことではありません。

詳しく説明していきますね。
うつの症状が現れたら無理は禁物
まず、うつ病とはこういった病気です。
うつ病(気分障がい)は、脳内の神経伝達物質のアンバランスにより、気分や感情をうまく調節できなくなり、心身の不調が表れる病気です。
抑うつ気分や抑制症状が長引き、「眠れない」「食べられない」などのつらい状態が続くため、徐々に日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。
うつ病になると、日常に大きな支障をきたしてしまいます。
何もできない、布団から出れないというケースも多いです。
気力が全て失われますので。
うつになる前に退職しないと取り返しがつかないことになります。
ちなみに初期症状として以下の症状が挙げられます。
心の症状としてはこちら↓
- 何も楽しめなくなる
- 気分の落ち込みが続く
- 焦ってイライラする
- 集中力がなくなり、能率が低下する
- 物事が自分で判断できなくなる
体に表れる症状はこちら↓
- 食べたくない、美味しくない
- 体重が減少する
- 胃もたれ、吐き気、下痢、便秘が続く
- よく眠れない
- 微熱や低体温が続く
- 体がだるい、疲れやすい、億劫
- めまいや耳鳴り
- 周りの音が気になる
などです。
もし、こういった症状があるようなら要注意。
なるべくなら長めにお休みを取って、休養しつつ、病院に行くと良いですよ。
その間、退職や転職について調べておくとなお良いでしょう。

元気なうち、動けるうちに逃げるようにしましょう。
それに、あなたの人生はまだ始まったばかりです。
楽しいこともまだまだたくさん待ってますよ!

それを壊されてしまってはもったいないです。
ヤバイと感じたら絶対に無理をしないで迷わず逃げて下さいね。
新卒で退職することは全く悪いことじゃない
でも、ひとくちに逃げろといわれても、転職も退職もしたことがないあなたなら、
「新卒で退職したらみんなから冷ややかな目で見られそうで怖い・・・」
と思ってしまうのではないでしょうか?

私もそう思ってなかなか辞められなかったんですよね。
しかし、新卒で退職することは別に悪いことでも恥ずかしいことでもありませんよ。
だって、相性って何にでもありますからね。
しかも合う・合わないなんて、その会社に入らなければわからないもの。
新卒だろうが、20年選手だろうが、会社を辞める人なんてごまんと居るんです。
あなただけじゃないんだから恥ずかしくなんてないんですよ。

それに、私なんてたった1日で会社を辞めた経験があるので、それに比べたらあなたは立派ですよ!
ここまでよく頑張りましたよ。
あなたは堂々としていて良いんですよ。
それに、たとえ冷ややかな眼で見られたとしても、そんなの一瞬です。
仕事についていけないまま、ずっと冷ややかな眼で見られるよりはよっぽど良いと思いませんか?

ちなみに、私も医療事務を辞めるか悩んでいた時に、「負け犬だと思われたら嫌だ」みたいな、変な意地を張ってたんです。
でも、転職先がパラダイスのような会社だったので、逆に残った人たちの方が負け犬じゃん!なんて思いましたよ。
人の目なんて気にせず、まずは自分の身を守りましょう。
健康を損なうような会社に居るべきではありませんよ。
仕事より、人の目より大事なのはあなたの健康です。
まとめ
ここでは、新卒で仕事についていけない!退職すべき?と悩むあなたが取るべき対処法をお伝えしました。
仕事についていけないのはとても辛いですよね。
でも、まだ、あなたの努力次第では全然挽回できますよ。
それに、どうせ辞めようと思えばいつでも辞められるんだから、今はやるだけやってみても良いと思います。
ただ、「仕事に行くのが嫌で嫌でしかたない、鬱になりそう・・・」 というくらい辛いなら、無理なんかしないで即退社してくださいね。
病気になってしまいますから。
その上、あなたの好きなことだってできなくなりますからね。
将来を摘み取られないためにも、早急に逃げるべきですよ。
それに、働き先なんて沢山あります。
しかも、その中には自分にぴったりの会社だってあるはずです。
自分の健康を引き替えにしてまでその会社にこだわらないでくださいね。
健康あっての仕事です。
自分を大事にしてあげてくださいね。
あなたが生き生きと働ける日が来ることを祈っています。
頑張って下さいね。

応援しています!
あわせて読みたい
自力で辞めるのが難しい、退職を切り出せない場合は退職代行サービスを使うのも手です。
おすすめの退職代行サービスはこちらをご覧ください。

気持ちがスーッと楽になるおすすめ書籍
関連記事




コメント